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ホーチミン市保健局は17日、市内の薬局に勤務する薬剤師に対し、咳止めなど呼吸器系の薬や解熱剤を購入する顧客に健康申告を義務付けるよう指導した。
同局のグエン・ホアイ・ナム副局長によると、これらの薬を求める顧客は、保健省のサイト<tokhaiyte.vn/>またはスマートフォン向けアプリ「NCOVI」、「VietNam Health Declaration」から健康申告を行わなければならない。
また市内の各薬局は、疑わしい症状の患者が訪れた場合、保健当局に報告することになっている。
ナム副局長はこの措置について、市中感染をいち早く発見し、拡大を防ぐために必要なものと説明。従わない薬局は厳しく処分するとした。
なお、ホーチミン市では今年2月にタンソンニャット国際空港で市中感染が確認されて以降、市中感染は長く確認されてこなかったが、現在発生している新型コロナの第4波でこれまでに1人の市中感染者が見つかっている。