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情報通信省の統計によると、新型コロナウイルス感染者追跡アプリ「ブルーゾーン(Bluezone)」のダウンロード数は5月11日時点で3188万件に上り、国内で市中感染の第4波が発生した4月28日時点と比べて+130万件増加した。
同アプリの利用者が多い地方は、ハノイ市、ホーチミン市、北部紅河デルタ地方ハイズオン省、南中部沿岸地方ダナン市、東北部地方クアンニン省で、同5省・市の利用者数が大きな割合を占めている。内訳は、◇ハノイ市:約300万人、◇ホーチミン市:約280万人、◇ハイズオン省:約67万6000人、◇ダナン市:約49万1000人、◇クアンニン省:約47万0600人。
一方、同アプリの利用者が少ない地方は、北中部地方タインホア省、北部紅河デルタ地方ナムディン省、南中部高原地方ダクラク省、北中部地方ゲアン省、西北部地方ディエンビエン省となっている。
ブルーゾーンは、アプリユーザーのウイルス感染が分かった場合に、濃厚接触した可能性のあるアプリユーザーに警告通知を送る機能を有する。
専門家によると、成人人口の60%がブルーゾーンをインストールすれば、アプリの効果がより高くなるという。ベトナムでは、5000万人がブルーゾーンを利用すれば、感染拡大防止に大きく貢献すると見込まれている。
アプリはAndroidとiOSに対応しており、無料でダウンロードできる。ウェブサイトも参照(英語、ベトナム語)。
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mic.bluezone
iOS:https://apps.apple.com/vn/app/bluezone/id1508062685