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新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者(F1)として特定された西北部地方ホアビン省ホアビン市(TP. Hoa Binh)在住の男性が、隔離中の11日午前に死亡した。これについて、同市人民委員会のブイ・クアン・ディエップ主席は同日午後、男性の死因を末期肝がんと明らかにし、「新型コロナによる死者ではない」と発表した。
男性は、新型コロナの集団感染(クラスター)が発生した第3中央がん病院(通称:K病院第3施設、ハノイ市タインチー郡タンチエウ村)で治療を受けており、F1として特定された後は、ホアビン市の集中隔離施設に隔離されていた。
男性は隔離中に容体が急変。ホアビン市医療センターに救急搬送され、11日午前に死亡が確認された。
死因は新型コロナではないことが確認されたが、F1として隔離中に死亡したため、遺体の収容・安置は保健省のガイダンスに従い実施し、新型コロナ感染者の遺体と同様に扱うことになっている。