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東北部地方フート省は4月21日(旧暦3月10日)の「フン王の命日」に合わせて、同省で各種イベントを開催している。20日午後9時ごろからの15分間は、ベトチー市のバンラン公園湖畔で花火を打ち上げる。
フン王の命日に合わせて例年開催している「フン王祭り」は、ベトナムの建国に尽力したとされる伝説上の歴代王「フン王(雄王)」たちの功績を称える伝統的な祭りで、例年は約400万人が訪れるベトナム最大規模の祭りとなっている。
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により一般参拝者の入場を規制し、儀式も簡略化するなど規模を大幅に縮小して実施した。
今年も規模を縮小し、感染症対策を徹底して実施する。フン王祭りのメインとなる、ギアリン(Nghia Linh)丘を登ってフン王に線香を手向ける儀式は、21日午前に行う。
フン王については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「フン王(フンヴオン)命日~ベトナムの旧暦3月10日~」を参照。