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ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国内線旅客ターミナルに、「グラブカー(GrabCar)」や「ビーカー(beCar)」などの配車アプリを介したチャーター車両の専用車線が新たに設置される。空港の責任者が24日に明らかにした。
「beCar」は空港と契約を締結しており、チャーター車両の乗車用の車線として新設される「E車線」を4月から利用することが可能となる。「beCar」を展開する地場ビーグループ(Be Group)の責任者は空港での迎車料金について、乗客の運賃に上乗せして徴収すると説明した。
「GrabCar」を展開するグラブ(Grab)も「E車線」の利用に向けて手続きを行っている。
同空港では現在、◇A車線:降車用、◇B・C車線:個人車両(タクシー・チャーター車両を除く)の乗車用、◇D車線:タクシー・チャーター車両の乗車用の4本の車線が設置されている。
理論上は配車アプリ車両もD車線を利用することが可能だが、同空港は提携先のタクシー会社がD車線を優先的に利用できるよう手配しているため、D車線の待機スペースが足りず、配車アプリ車両は駐車場に誘導されている。
しかし、駐車場に乗り入れるだけでも「利用した」とみなされ、2万5000VND(約118円)の駐車料金を支払わなければならず、利用客も乗車のために旅客ターミナルから離れた駐車場まで移動しなければならないため、不便な状況が続いている。