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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会は12日、人々の移動の安全性を確保する証明書となる「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」について関連機関から意見を受けた。
ワクチンパスポートについては、新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員長のブー・ドゥック・ダム副首相がこれに先立つ5日、保健省に対し、外務省と文化スポーツ観光省と協力してワクチン接種を受けた人々の入国受け入れ再開に向けてガイダンスを策定するよう指導した。
保健省は会合で、情報通信省と主要通信事業者と協力し、ワクチンパスポートに関連する技術的なソリューションシステムの構築を進めており、4月上旬の完成を目指すと報告した。
「ワクチンパスポート」を利用した措置が観光振興策につながると期待される一方、新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会は「ワクチンパスポートに関する規定は、各ワクチンの安全性・免疫力、また各国の状況を評価した上で整備する必要がある」として、慎重に事業を進めるよう指導した。