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ホーチミン市警察は7日、不法入国した中国人40人を1区とゴーバップ区で摘発したことを明らかにした。
ゴーバップ区17街区グエンオアイン(Nguyen Oanh)通りにあるホテル「クイーン(Queen)」で5日午前11時、不法入国した中国人の宿泊客5人が摘発された。5人は取り調べで、小道を通って北部のベトナムと中国の国境を越えた後、自動車でホーチミン市に移動したと供述した。
1区ベンタイン街区リートゥチョン(Ly Tu Trong)通りにあるホテル「シンフォニー(Symphony)」では翌6日午後1時半ごろ、ホテル前に停車していた自動車から13人、上層階の客室から22人の計35人の中国人が摘発された。いずれも不法入国していたことが確認された。
ホテル側は当局に中国人の宿泊について報告していなかった。警察はホテル2か所を含め、今回の中国人不法入国事件の裏付け捜査を進めている。
なお、医療当局は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、中国人不法入国者に対し新型コロナウイルス検査を実施すると共に、隔離措置を適用している。