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写真家チャン・タイン・ミー氏(25歳)が最近開いた写真展で、硫酸浴びせ事件の被害者の女性レ・ティ・ラン・ビーさん(26歳)をモデルに撮影された一連の写真が話題になっている。
ラン・ビーさんによると、モデルになる話は昨年持ちかけられ、しばらく考えた後に決心した。彼女は負傷した皮膚の移植手術をするたびに、自分が困難を乗り越えるプロセスとして写真を撮っていた。「今回の写真もその一環。写真は自分をより楽観的にさせ、自信を持たせてくれる」と話す。
タイン・ミー氏は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じてラン・ビーさんと約1年前から交流し、インスピレーションを得てきた。モデルを依頼した時、彼女は躊躇し、ようやく同意してスタジオに入った後も緊張して、なかなか撮影に入れなかったという。「欠点は自分を際立たせ、輝かせるもの」として見ることを伝えたいと話した。
ラン・ビーさんは結婚式直前の2019年1月、相手の男の嫉妬から硫酸を浴びせられ、体表の46%にやけどを負った。16回の手術を経て、健康状態は落ち着いてきている。現在は主にオンライン販売で生活費と手術費用を工面し、積極的な生き方を写真やビデオで発信している。