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韓国国際文化交流振興院がこのほど、「2021年海外韓流実態調査」を発表した。これは音楽やドラマ、ゲームなど韓国文化コンテンツの利用状況について昨年、計18か国の計8500人を対象に調査を行ったものだ。
調査対象全体の回答をみると、昨年に接した文化コンテンツ全体のうち韓国コンテンツの割合は21.5%を占めた。うち1か月あたりで費やす時間が多いのは図書・電子書籍の18.9時間、1か月に支払う金額が多いのはファッション製品・動画で27.8USD(約3000円)だった。
最近接した韓国コンテンツに対する好感度の割合が高かった分野は78.3%の芸能で、これに映画(77.8%)、ドラマ(77.4%)が続いた。
ベトナムのみの調査結果をみると、昨年韓国コンテンツに接した人の割合はインドネシア(32.3%)に次ぐ31.5%に上る。
分野別では40.0%のビューティ製品・動画が他国を抑えて最大だったほか、ドラマ(39.7%)、音楽(34.9%)、映画(34.2%)、芸能番組(32.9%)、ファッション製品・動画(31.2%)はいずれも2位につけるなど、韓国コンテンツに多く接していることが分かった。
またベトナム人にとって好感度が最も高いのはビューティ(85.5%)だった。「優れた効果・品質」(54.6%)、「周囲の人の評判」(29.4%)などが人気の要因となっている。
今後利用する意思がある韓国コンテンツは飲食(78.4%)、ビューティ(78.2%)などの順となっており、美容分野の根強い人気がうかがえる。