(C) vnexpress 写真の拡大. |
北部紅河デルタ地方ハイズオン省で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が拡大していることを受け、同省では16日午前0時から、首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置が適用される。
措置の適用期間は15日間。食料品や医薬品の購入、病気や怪我などの救急の場合、工場などの生産拠点での勤務などを除き、極力外出を控えなければならない。また、外出時のマスク着用、アルコール消毒・手洗いが求められるほか、職場や学校、病院を除く公共の場に3人以上で集まることが禁止され、会話をするときは2m以上の距離を保たなければならない。
これに先立ち、ハイズオン省では市中感染が発生した1月28日から、首相指示第16号/CT-TTgよりも制限が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されてきた。中でも集団感染が深刻なチーリン市では、首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されてきた。
同省では15日午前までに計461人の市中感染が確認された。感染者の接触者(F1)は1万3821人、F1の接触者(F2)は5万6661人に上る。