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グエン・タイン・ロン保健相は2日に開かれた政府定例会合で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況について、「ハノイ市と東北部地方クアンニン省で新規感染が増加を続け、北部紅河デルタ地方ハイズオン省では減少に転じている」と明らかにした。
保健省は感染が拡大傾向にあるハノイ市について、首相指示第16号/CT-TTgに沿った最も厳しい社会的隔離措置、あるいは同指示より制限が緩い首相指示第15号/CT-TTgをエリア毎に適用し、接触者(F1)の接触者(F2)を従来のF1とみなす形として通常以上の対策を取る必要があると主張した。
市全域に社会的隔離措置を適用することも検討されているが、これについて市当局は保健省と相談の上で決定する方針を示した。なお、政府はテトの元旦(2月12日)までに感染拡大を制御することを目指している。