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ホーチミン市で建設中のメトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の運転士養成プログラムが、投資主の学費未納により一時中断されている。
運転士養成プログラムは、コンサルタントのNJPTアソシエーション(NJPT Association)がコンサルティング契約の一環として鉄道短期大学と協力して展開するもの。
プログラムは2020年7月に始まり、運転士候補生58人が参加している。候補生らは15か月間にわたる教育訓練を経て、2021年9月にプログラムを修了し、メトロ1号線の完成後の2021年12月から運転士として乗務する見通し。
鉄道短期大学はプログラムの一時中断の理由について、「投資主が学費を支払っていないため」としている。これにより、講師への報酬などの経費が確保できなくなっているのが現状だ。
NJPTアソシエーションは、締結したコンサルティング契約は既に終了しており、契約を更新する付属書もまだ締結されていない状況を指摘し、投資主に対して付属書を早期に締結するよう要請した。