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コンサルタント会社ヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)は、世界199か国・地域のパスポートおよび世界227か国・地域の渡航先を対象としたパスポート自由度ランキング(The Henley Passport Index)の2021年版を発表した。
同ランキングは、査証(ビザ)免除または到着ビザ(アライバルビザ)で入国できる国の数を指数化して順位を付けたもの。
ベトナムのパスポートのビザ免除国数は前年と同じく54か国で、前年の88位から89位に後退した。89位にはベトナムのほか、カンボジア、マリ、ニジェールが並んでいる。日本はビザ免除国数が191か国で、世界1位に立っている。
ベトナムの過去の順位は、◇2007年:78位、◇2008年:79位、◇2009年:79位、◇2010年:84位、◇2011年:88位、◇2012年:89位、◇2013年:81位、◇2014年:81位、◇2015年:93位、◇2016年:90位、◇2017年:90位、◇2018年:90位、◇2019年:87位、◇2020年:88位。
東南アジアのトップはビザ免除国数190か国のシンガポールで、世界2位。東南アジア各国の世界ランキングは以下の通り。
2位:シンガポール(ビザ免除国数190か国)
14位:マレーシア(同178か国)
22位:ブルネイ(同166か国)
57位:東ティモール(同94か国)
66位:タイ(同79か国)
74位:インドネシア(同71か国)
77位:フィリピン(同66か国)
89位:ベトナム(同54か国)
89位:カンボジア(同54か国)
93位:ラオス(同50か国)
96位:ミャンマー(同47か国)