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- BセグメントSUV「OMODA C5」
- 「プレミアム」と「フラッグシップ」展開
- 地場ゲレシムコとタイビン省で工場建設
中国の大手自動車メーカーである奇瑞汽車(Chery Automobile)傘下オモダ&ジェコ自動車(Omoda & Jaecoo)のベトナム法人であるオモダ&ジェコ・ベトナム(Omoda & Jaecoo Vietnam)は26日、インドネシアから輸入したBセグメントのスポーツ用多目的車(SUV)「オモダC5(OMODA C5)」をベトナム市場でお披露目した。
同車種は「プレミアム(Premium)」と「フラッグシップ(Flagship)」の2つのバージョンを販売する。販売価格は、◇プレミアム:5億8900万VND(約357万円)、◇フラッグシップ:6億6900万VND(約405万円)となる。
2バージョンはいずれも、全長4400mm、全幅1830mm、全高1588mm、ホイールベース2630mm。最高出力145馬力、最大トルク210Nmのターボエンジンを搭載している。「アップルカープレイ(Apple CarPlay)」と「アンドロイドオート(Android Auto)」のワイヤレス接続、スマート音声コマンド機能も装備している。
同社は、ベトナムで事業を展開する自動車メーカーとして初めて、7年または100万kmのパワートレイン保証および、10年または100万kmのエンジン保証を適用する。
11月27日から12月31日まで、同車種を購入する顧客を対象に、1年間の車両保険または、2年間もしくは2万kmの無料メンテナンスを提供するキャンペーンを実施している。
これに先立ち、オモダ&ジェコ自動車は、地場系コングロマリット(複合企業)ゲレシムコグループ(Geleximco Group)との間で、北部紅河デルタ地方タイビン省での自動車製造・組立工場の建設に関する提携契約を締結した。同工場は2026年1~3月期に出荷を開始する見通しだ。