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ホーチミン市人民委員会は12月31日午前、国内初の中央直轄市直属の都市となる「トゥードゥック市(TP. Thu Duc)」の設立に関する国会常務委員会の決議を公表する式典を盛大に開催した。
メイン会場となった2区人民委員会の庁舎では、約400人の代表者が式典に出席した。また、トゥードゥック区と9区の会場では、代表者や市民ら合わせて約750人が出席した。
ホーチミン市東部に位置するトゥードゥック市は、2区、9区、トゥードゥック区を合併した国内初の中央直轄市直属の都市となる。面積は211.56km2、人口は101万人余りで、34街区から成る。ホーチミン市の域内総生産(GRDP)の30%、ベトナム全国の国内総生産(GDP)の7%に寄与する。
ホーチミン市はトゥードゥック市の設立に向けて、行政区および人事再編を急いでいる。トゥードゥック市と傘下街区の全ての機関は2021年2月7日に業務を開始する。
トゥードゥック市の設立に伴い、レバンベト(Le Van Viet)通り、ラースアンオアイ(La Xuan Oai)通り、ブンオントアン(Bung Ong Thoan)通りなど複数の通りの改修・拡張や高速バス(BRT)の整備、チュオンタイン街区での1000病床規模の大型病院建設、街路樹100万本の植樹など、一連のインフラ開発プロジェクトを発表した。
このほか、ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は、◇トゥーティエム新都市区金融地区、◇ラックチエックスポーツ健康地区、◇カットライコンテナ港、◇タムダーエコテクノロジー地区、◇チュオント都市区など、トゥードゥック市の8つの開発優先地区を公表し、投資を呼びかけた。