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南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港は29日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が評価され、国際空港評議会(ACI)から感染症・衛生対策に関する認証「エアポート・ヘルス・アクレディテーション(Airport Health Accreditation=AHA)」を取得した。
これに先立ち、ハノイ市ノイバイ国際空港と南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港、ホーチミン市タンソンニャット国際空港もAHA認証を取得しており、カムラン国際空港が国内4か所目となる。
AHA認証は認証日から12か月間有効。評価項目は、◇清掃と消毒の手順、◇ソーシャルディスタンス対策、◇職員の健康保護プログラム、◇搭乗客とのコミュニケーション対策、◇搭乗客向けの装備など。
新型コロナの流行に際し、カムラン国際空港は世界各国からベトナム人や外国人専門家など計1万0600人を乗せた128便を受け入れた。
なお、アジア太平洋地域では、シンガポール・チャンギ国際空港、香港国際空港、カンボジアのシェムリアップ国際空港などがAHA認証を取得している。