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南部メコンデルタ地方アンザン省アンフー郡(huyen An Phu)人民裁判所は26日、入国規定違反の罪に問われていたブイ・ティ・フオン・トゥエン被告(女・21歳、ホーチミン市在住)に禁固9か月の判決を言い渡した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、カンボジアに立ち往生していた被告と知人(女性・17歳)は帰国方法を探す中で、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)でベトナムへの不法入国を案内する人物と知り合った。
不法入国で支払う金額は1人につき270USD(約2万8000円)。2人はカンボジアの首都プノンペンを出発して国境まで移動し、9月28日未明に船で川を渡ってベトナムに不法入国しようとしていたところを国境警備隊に発見され、身柄を拘束された。
トゥエン被告は3月27日にも、出入国違反でロンビン国境検問所から行政処分を受けており、今回が再犯のため、刑事処分を受けることになった。