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日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間9日午前1時に発生した台風12号(アジア名:アータウ、日本では台風21号)は、9日午後1時50分の時点で南シナ海を1時間に25kmの速さで西へ進んでいる。中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速は35m/s。
台風12号はこのまま西へ進み、10日にベトナムの南中部から南部にかけての地域へ到達し、11日にはカンボジアへ抜けて熱帯低気圧に変わる予報となっている。
なお、これに先立つ10月29日に発生した台風11号(アジア名:アッサニー、日本では台風20号)は、7日夜に台湾の西海上で熱帯低気圧に変わった。