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ベトナム現地時間29日午前1時、フィリピンの東で台風10号(アジア名:コーニー、日本では台風19号)が発生した。
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間29日午後1時45分の時点で台風10号はフィリピン東に位置しており、1時間に15kmの速さで西へ進んでいる。中心気圧1000hPa、中心付近の最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/s。
台風10号はフィリピン付近を通過した後、勢力を強めながら南シナ海を西に進んでベトナムに接近すると予想され、来週辺りにベトナム中部に悪天候などの影響を及ぼすと見られる。
ベトナム中部では、これに先立ち発生した熱帯低気圧や台風6号(アジア名:リンファ、日本では台風15号)、台風7号(アジア名:ナンカー、日本では台風16号)、台風8号(アジア名:ソウデル、日本では台風17号)、台風9号(アジア名:モラヴェ、日本では台風18号)の影響に伴う豪雨により甚大な被害が出ている。
最終更新:2020年10月29日 19:30 JST