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ロシアで8月23日から開催されていた「国際軍事競技大会(International Army Games 2020)」が、2週間にわたる会期を経て5日に閉幕した。3度目の出場となったベトナム人民軍は、今大会で3個の銅メダルを獲得し、出場国14か国中11位につけた。
ロシア国防相が主催する国際軍事競技大会は、世界各国の軍隊が日頃の訓練の成果を競い合う国際大会で、2015年に第1回大会が行われ、今年で6年目を迎えた。
今大会、ベトナム人民軍は31種目中11種目にエントリーし、◇捜索救難、◇工兵、◇通信連絡の3種目で見事銅メダルを獲得した。軍犬と狙撃の種目でも4位に立った。
国際アーミーゲームで最も注目度が高い競技の1つである戦車バイアスロン(Tank biathlon、戦車を用いて射撃と機動を行う競技)では、各国の代表チームがグループ1と、比較的弱いチームから成るグループ2に分かれて腕を競い合う。
グループ2に振り分けられたベトナム代表チームは、ラオスやミャンマー、タジキスタンなど7か国の代表チームを下し、1位のトロフィーを獲得した。メダルは授与されなかったが、次回の大会でグループ1としての出場権を獲得し、ロシアや中国などの軍事大国と直接競技することになる。
なお、ホスト国のロシアは金メダル25個、銀メダル4個、銅メダル1個を獲得し、1位を堅持した。