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全国で5日、2020~2021年度の入学式・始業式が開催され、幼稚園児から高校生までの約2300万人が新年度を迎えた。
毎年9月5日は「全国民が子供を学校に送り出す祭りの日」となっているが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で今年は例年と異なる雰囲気となった。各校は式典に参加する生徒を制限してソーシャルディスタンスを保ちつつ、入り口で検温や手洗いを行うなど、新型コロナ対策に取り組みながら式典を開いた。
式典では、国旗を掲げて国歌を斉唱し、太鼓を叩いて新年度のスタートを切り、生徒らは新年度の祝辞に耳を傾けた。
全国の生徒数は2300万人近くで、このうち園児が538万人、小学生が870万人、中学生が600万人、高校生が280万人。
なお、2020~2021年度から小学1年生向けの新教科書を導入する。新教科書は今後、他の学年にも順次導入していく。詳細は以下の通り。
+2021~2022年度から:小学生2年生、中学1年生
+2022~2023年度から:小学生3年生、中学2年生、高校1年生
+2023~2024年度から:小学生4年生、中学3年生、高校2年生
+2024~2025年度から:小学生5年生、中学4年生、高校3年生