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厚生労働省が26日に発表した「新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)」によると、同日にベトナムから成田国際空港に到着した20代女性(居住地:大阪府)が、空港検疫により新型コロナの無症状病原体保有者と報告された。女性は無症状だという。
ベトナムメディアの報道によると、女性はベトナム国籍の20歳で、ベトナムでの居住地は北部紅河デルタ地方ハイズオン省ザーロック郡イエットキエウ村(xa Yet Kieu, huyen Gia Loc)。日本航空(JAL)JL752便で25日にハノイ市ノイバイ国際空港を出発し、翌朝に成田空港に到着。空港でのPCR検査で陽性と判明し、JALからノイバイ国際空港に報告された。
ハノイ市疾病管制センターによると、女性はノイバイ国際空港で搭乗前にベトナムの病院が発行した新型コロナ陰性の証明書を提示していたという。同センターはベトナムで女性と接触した人々に対し、自宅で自主隔離を行うとともに、最寄りの医療センターを受診するよう呼び掛けている。