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地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は21日、「ビングループ人工知能(AI)・データサイエンス分野人材育成プログラム」を発表した。
同日から、情報技術(IT)、電気通信工学、情報数学のいずれかを専攻する大学4年生と卒業後3年以内の既卒者を対象に募集を開始した。書類審査、筆記試験、面接の3段階で選考を行う。
合格者はVICから正社員と同様に扱われ、高収入を得ながらも無料で1年間の研修を受けられる。研修で最も優秀な実績を残した人材は、さらに実践的な研修を受け、AI・データサイエンスに特化した専門家を目指す。
合格者はVIC傘下の研究所や会社だけでなく、日本や米国、カナダ、オーストラリアなどの研究所で研修を受ける見通しだ。
同事業についてビングループビッグデータ研究所(Vingroup Big Data Institute=VinBDI)のブー・ハー・バン所長は、「世界各国と競争できるプロジェクトに参画する技術者を確保することが狙い」と話した。