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東南部地方ビンズオン省ベンカット町チャインフーホア街区(phuong Chanh Phu Hoa, thi xa Ben Cat)にある新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集中隔離施設で10日深夜、隔離措置を受けていた男性が飛び降り自殺した。同省当局が12日に明らかにした。
男性は日本からホーチミン市タンソンニャット国際空港を通じて帰国し、7月29日からこの隔離施設で隔離され、施設の4階に宿泊していた。
10日深夜に大きな音がしたため、施設の人々が外を確認すると、男性が死亡しているのを発見した。遺体はビンズオン省総合病院の遺体安置所に移され、法医鑑定の結果を待っているところだが、男性はうつ病を患っていたといい、これが原因で飛び降り自殺したものとみられている。
同施設では、日本から帰国した約350人が隔離されている。飛び降り自殺した男性を含め、全員が1回目の検査で陰性判定が出ており、2回目の検査を待っている段階だった。