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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大していることを受け、南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は、省内における不要不急のサービスの営業を一時停止することを決定した。この措置は10日午前0時より適用され、新たな決定が出るまで継続する。
これにより、バーやディスコ、スパ、マッサージ、カラオケ、インターネットカフェなど不要不急のサービスは営業を一時停止しなければならない。それ以外のサービスの営業は継続することが可能だが、マスク着用やアルコール消毒、手洗い、検温などの対策を徹底しなければならない。
また、学校と病院を除く公共の場に20人以上で集まることを禁止し、緊急性のない娯楽イベント、宗教儀式、結婚式、集会などを延期・中止とする。このほか、外出の自粛、外出時のマスク着用が求められ、会話をするときは1m以上の距離を保たなければならない。
カインホア省保健局によると、最近省内で4人の感染者が新たに確認されており、うち3人が海外から特別便で帰国したベトナム人、1人が市中感染者(791人目の感染者)となっている。省内では感染者の接触者1207人が隔離されているという。