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南中部沿岸地方カインホア省のニャチャン・パスツール研究所は6日、中部11省・市の関連機関宛てに新型コロナウイルス検査の新規受け入れを一時停止する旨の公文書を送付したと明らかにした。
同研究所は、所内の検査キットや医療用消耗品の在庫が切れたため、中部11省・市の疾病管制センターに対し、各自で新型コロナウイルス検査を行うよう要請した。
ただし、省・市が検査キットや医療用消耗品を提供すれば、同研究所で検査を行うことは可能だという。
なお、ハノイ市保健局傘下のハノイ疾病管制センター(CDCハノイ)などの一部地方では、リアルタイムPCR法(遺伝子増幅法)による新型コロナウイルス検査装置の調達に関する汚職事件が発覚している。
これを背景に、地方自治体は新型コロナウイルス検査設備の調達に慎重を期しているため、新型コロナの自力検査は不可能とする地方が多いのが現状だ。