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保健省の7月31日午後6時と1日午前6時の発表によると、海外からの入国者26人と南中部沿岸地方ダナン市の12人、同クアンナム省の8人、ホーチミン市の3人の計49人が新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかった。
これにより、1日午前6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は558人に増えた。ベトナムでは7月31日に新型コロナによる国内初の死者が出ており、同日に2人、1日に1人の計3人の死亡が確認された。
31日夜に感染が発表されたのは37人で、このうち26人が海外からの入国者。残る11人のうち8人は南中部沿岸地方クアンナム省で、3人はホーチミン市でそれぞれ感染が確認された。
海外からの入国者26人のうち20人が7月29日に中央アフリカの赤道ギニアから帰国した人々。赤道ギニアからの帰国便には219人が搭乗したが、赤道ギニアを出発する時点で129人が新型コロナ陽性だった。
海外から入国し感染が確認された残る16人は、ガスの運搬船の乗員。7月2日から5日までカタールに、14日から16日までインドに滞在し、シンガポールを経由して28日に東南部地方バリア・ブンタウ省のブンタウ港に入港。その後、船内で隔離措置を受けていた。
1日朝に感染が発表されたのは12人で、いずれも南中部沿岸地方ダナン市のダナン病院の患者または看病人、および同市で発生した市中感染に関連する感染者の接触者だという。