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保健省のグエン・チュオン・ソン次官は31日夜、ベトナムで2人目の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者が出たと発表した。
死亡したのは国内437人目の感染者となった南中部沿岸地方ダナン市カムレ区ホアアン街区在住の61歳の男性。死因は基礎疾患に伴う敗血症性ショック、多臓器不全、肺炎による呼吸機能不全および新型コロナと診断された。
この男性は慢性腎不全を患っており、27日に新型コロナの感染が判明する以前から長期間にわたりダナン病院で人工透析を受けていた。他にも高血圧や糖尿病、心房細動、痛風など複数の持病があったという。
同日には国内初の死者が出ており、わずか数時間後に新たな死亡例が確認された。1人目の死者は国内428人目の感染者である南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市在住の70歳の男性で、死因は基礎疾患による合併症および新型コロナと診断された。