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保健省の22日朝の発表によると、ベトナム国内で新たに5人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が見つかった。これで国内の累計感染者は401人となった。新規感染者はいずれも海外から帰国したベトナム人。
国内397人目の感染者は、米国から帰国したホーチミン市在住の女性(58歳)。16日に米国発のベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)VN1便で東北部地方クアンニン省に到着。入国直後に隔離され、最初の検査で陽性の疑いが強まり、2次検査で陽性が確定した。現在は北部紅河デルタ地方ハイズオン省の医療施設で隔離治療中。
残る398人目から401人目の感染者はいずれも男性で、年齢は24~25歳。在住地は、北部紅河デルタ地方ナムディン省が2人、同フンイエン省とハノイ市が1人ずつ。4人はベトナム航空のVN5062便に搭乗し、ロシアからベラルーシを経由してクアンニン省に到着。397人目と同じく2次検査で陽性が確定し、現在は西北部地方ホアビン省の医療施設で隔離治療を受けている。
なお、VN5062便の搭乗者からはこれまでに12人の感染者が見つかっており、今回の新規感染者4人を加えて計16人の感染者が確認されたことになる。
これにより、ベトナム国内の感染者は累計401人となり、とうとう400人の大台を突破した。直近24時間では17人の増加となっている。401人中365人が回復済み。治療中は残り36人で、いずれも容体は安定しているという。