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ベトナムのファム・ビン・ミン副首相 兼 外相は13日、英国のドミニク・レニー・ラーブ筆頭国務大臣 兼 外務・連邦大臣と電話会談を行った。この中で英国は、ベトナム国民を隔離措置免除対象のリストに加えたと明らかにした。
両氏は電話会談の中で、両国が10年前に戦略的パートナーシップを締結してから現在までに両国の関係がより密接なものになっているとの認識を示した上で、協力関係を一層強化していくことで一致した。
ミン氏は、両国間の相互訪問や交流活動を強化し、既存の協力メカニズムを活用しつつ、両国間の自由貿易協定締結に向けて交渉を継続することを望んだほか、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で英国と協力したい意を示した。
一方のラーブ氏は、ベトナムが英国にとって重要なパートナーであることを強調し、全ての分野、特に経済と貿易について両国間の戦略的パートナーシップを強化したいと述べた。
さらにラーブ氏はこの会談で、ベトナム国内で感染が確認されて一時重症化していた英国人パイロットの男性の治療を成功させたベトナムに謝辞を述べ、COVID-19を効果的に封じ込めたベトナムを高く評価し、ベトナム国民が英国に入国する際の隔離措置が免除されることになったと明かした。