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ホーチミン市人民評議会は11日の第9期(2016年~2021年任期)第20回会議で、同市における公共交通機関の開発および個人車両の管理強化に関する決議案を採択した。
これにより、同市は2021年~2025年の期間に、市内中心部に乗り入れる自動車から通行料を徴収すると共に、2021年~2030年には個人車両の増加と環境汚染を抑制するため環境保護料の徴収を行う。
これに先立ち、同市交通運輸局は、公共交通機関の強化および個人車両の制限に向けた対策を提案していた。同案には、中心部乗り入れ車両からの通行料徴収に加え、バス高速輸送システム(BRT)の開発や、17人乗り未満のマイクロバスの運行、公共電動バイク・自転車サービスの導入、都市鉄道(メトロ)の進捗加速などの対策が盛り込まれている。
同案を実施するための総経費は393兆8000億VND(約1兆8400億円)の予定で、うち47兆6000億VND(約2200億円)を国家予算で賄う。