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ベトナム行方不明者捜索機関(VNOSMP)と米国国際開発庁(USAID)はこのほど、ベトナム戦争時に犠牲になった行方不明兵(MIA)の遺骨の特定で米国がベトナムを支援することに関する覚書(MOU)を締結した。
締結式は、ブイ・タイン・ソン常任外務次官とダニエル・クリテンブリンク在ベトナム米国大使の立会いのもとで行われた。
今回の覚書は、2005年に締結された越米間経済技術協力協定に基づき策定されたもの。これにより、USAIDは行方不明兵の遺骨の特定のため、VNOSMPに対して最新式のDNA検査技術を含め、ノウハウの訓練や技術支援を行い、機械設備を提供する。
越米両国はこれまで30年以上にわたり、行方不明兵の捜索事業で協力してきた。130回以上の共同捜索を実施し、米国人行方不明兵の遺骨770柱を発見・収容した。