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ホーチミン市の路線バスを運行するバス会社10社は同市人民委員会および関連当局に対し、支払いが滞っている路線バス運行の補助金に係る債務を早急に支払うよう求めた。
10社は補助金が受け取れないことから深刻な資金不足に陥っているとしており、2020年7月30日までは運行を継続するが、このまま市が補助金を支払わなければ8月15日以降の運行を停止する方針を示した。
この背景には、同市公共交通管理センターが数年にわたり債務の支払いを渋り続けていることがある。これにより、バス会社は従業員給与支払いの資金を十分に確保できず、燃料購入やバス購入向け融資の返済も難航している。
中でも、サイゴンバス社(Saigonbus)が未払いとなっている燃料費は800億VND(約3億8000万円)に達している。これに先立ち、19番と99番の路線バスでは、従業員への給与未払いが原因によるストライキが発生して運行がストップしていた。