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中央気象予報センターによると、ハノイ市などの北部では、5月30日から6月9日までの11日間連続で最高気温が40度に達し、1993年以降の27年間で最も長い猛暑日が続いた。過去に猛暑日が続いた記録では、5日~7日程度しか続かなかった。
この間、最高気温35度以上の日が続き、7日と8日の両日には、◇ハノイ市、◇西北部地方ホアビン省、◇北部紅河デルタ地方ニンビン省で最高気温40度を記録した。この猛暑日は13日まで続く見込みだ。
同センターによると、この猛暑日の原因はフェーン現象(気流が山の斜面にあたったのちに風が山を越え、暖かくて乾いた下降気流となってその付近の気温が上がる現象)によるもの。
なお、米国の気象予報会社AccuWeatherは、14日から来週にかけて、雨によりベトナム北部の気温が34度程度まで低下すると予想している。