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ベトナム保健省の7日18時の発表によると、海外から帰国したベトナム人17人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染していることが明らかになった。
これにより、ベトナム国内の感染者数は計288人となった。8日午前6時の発表では新規感染者がおらず、海外からの入国者を除く国内での新規感染は22日間続けてゼロ人となっている。現在までに233人が退院済み。これまでに新型コロナウイルスによる死者は出ていない。
新たに感染が確認された17人は、ベトナム当局および在アラブ首長国連邦ベトナム大使館の合意により海外在住ベトナム人の帰国便としてベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)が3日に運航したVN0088便の乗客。
同便には297人のベトナム人が搭乗し、アラブ首長国連邦からベトナムに到着した後、全員が南部メコンデルタ地方バクリエウ省の学生寮で14日間の隔離措置を受けている。隔離後に全員が検査を受け、うち17人が陽性と判定された。
17人の中には2020年生まれの新生児も含まれる。また、ドバイで感染者と同居していたという家族3人も陽性だった。
現在17人はバクリエウ省総合病院で隔離され治療を受けており、いずれも病状は安定している。VN0088便の乗員も隔離措置を受けている。
なお、ベトナムの感染者288人のうち、海外からの入国者が148人と半数以上を占めている。