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国会常務委員会は4月28日、国際労働機関(ILO)の1957年の強制労働廃止条約(第105号条約)の批准について議論し、5月20日開幕予定の第14期第9回国会に批准決議案を提出することで一致した。
第105号条約はILOの基本的な条約8件のうちの1件。ベトナムが同条約を批准することは、ベトナム共産党とベトナム政府による国際統合政策の強化を改めて主張し、政治・経済・社会・法律のあらゆる面で大きな意味を成すとみられる。
ベトナムはこれまでに、以下の6つの条約を批准している。
◇1930年の強制労働条約(第29号条約)
◇1949年の団結権及び団体交渉権条約(第98号条約)
◇1951年の同一報酬条約(第100号条約)
◇1958年の差別待遇(雇用及び職業)条約(第111号条約)
◇1973年の最低年齢条約(第138号条約)
◇1999年の最悪の形態の児童労働条約(第182号条約)
ベトナムは2020年に第105号条約を批准し、2023年にさらに1948年の結社の自由及び団結権保護条約(第87号条約)を批准することを目指す。