(C) nhandan |
航空各社による相次ぐ欠便で日本に立ち往生していたベトナム人298人を乗せたベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の成田発VN311便が22日、東北部地方クアンニン省バンドン国際空港に到着した。
今回帰国した298人は、日本で足止めを食っていた観光客や留学生、派遣労働者など。中には、妊婦や高齢者、未成年、現地でのビザが切れた人などもいた。入国後は感染拡大防止のため、全員14日間の隔離措置を受けることになっている。
また同日には、韓国サムスン電子のベトナム現地法人であるサムスン・ベトナム(Samsung Vietnam)の韓国人エンジニア12人を乗せたソウル発のVN6419便も同空港に到着。これに先立ち、同社の韓国人エンジニア308人も特例でベトナムに入国しており、現在は隔離措置を受けている。
なお、バンドン国際空港では、2月10日からこれまでに、新型コロナウイルスが流行している様々な地域からの入国者約5300人を乗せた航空機35便を受け入れている。