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北部紅河デルタ地方ハイフォン市と南中部沿岸地方ダナン市は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、市外の感染流行地域からの入域者に対して原則として14日間の集団隔離(経費自己負担)を求めるなどの入域制限を行っている。
ハイフォン市当局は4日に公文書を発出し、4月3日以降に首相指示第16号/CT-TTgの条件を満たさない者が流行地域からハイフォン市に入る場合は集団隔離(費用自己負担)を求めるとした。
また、市内から出る車両は、区・郡人民委員会主席の確認書が必要となり、市内に入る車両は検問所の長(交通警察課)の確認書が必要となる。
トラックの場合、運転手と他1人のみが市内に入ることができ、この数を超えた場合は集団隔離施設に移送される。他の省・市で隔離を終えた者は、隔離満了証明書があれば市内に入ることができるが、予防措置を守ることが義務付けられる。
一方、ダナン市当局も4日に公文書を発出し、5日よりハノイ市とホーチミン市から来る全ての者(ダナン市出身者も含む)に対して14日間の集団隔離(費用自己負担)を求めることを発表した。空路、鉄道、陸路、海路の全てが対象となる。
また、4月1日から4日までにハノイ市とホーチミン市から来た者や、二次感染が確認された地域からダナン市に入る者は、自宅または居住地での隔離が求められる。