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ベトナム当局は23日午後までに、国内における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が118人に上ったことを明らかにした。
新規感染者のほとんどが欧州などの海外からベトナムに入国した人で、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の英国人操縦士1人とハノイ市中央熱帯病病院(ドンアイン郡)救急科のベトナム人医師1人も含まれている。
このうち89人目の感染者(ベトナム人、女性・22歳)は、3月17日に米国から成田国際空港経由(NH831便)でホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
また、110人目の感染者(ベトナム人、女性・19歳)は、3月19日に米国から成田国際空港経由(JL751便)でハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。
ベトナム国内では2月13日までに16人の感染者が見つかり、2月末までに全員が完治・退院した。その後、約3週間は新規感染がなかったものの、3月6日から23日までの18日間に102人の新規感染が確認された。感染者118人のうちベトナム人が89人、外国人が29人。
省別に見ると、ハノイ市が38人で最も多く、続いてホーチミン市が27人(3人完治)。このほか、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:11人(全員完治)、◇南中部沿岸地方ビントゥアン省:9人、◇東北部地方クアンニン省:6人、◇南中部沿岸地方ダナン市:4人、◇南部メコンデルタ地方ドンタップ省:4人、◇南中部沿岸地方クアンナム省:3人などとなっている。