(C) tuoitre |
西北部地方ディエンビエン省人民裁判所はこのほど、複数人を動員し政府転覆活動を行ったとして罪に問われていた主犯格のスン・アー・シン被告(男・38歳)とラウ・アー・レン被告(男・40歳)に終身刑、共犯の12被告に対し2年~20年の禁固刑を言い渡した。
シン被告は2010年、モン族(中国の雲貴高原、ベトナム、ラオス、タイの山岳地帯などに住む民族)国家建国活動に参加し始めた。起訴された同被告は逃亡を続けていたが、2018年からレン被告らと結託し、モン族国家建国活動を再開した。
被告らは政府転覆活動を行うべく、モン族国家建国活動団体の方針と規則を策定し、支持者から資金や兵器を調達するなどし、ディエンビエン省ムオンニェー郡(huyen Muong Nhe)にモン族国家の本拠を置くため地方政府を転覆する計画を企んだとされる。