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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大する中、ベトナム国内のスーパーマーケットはグエン・スアン・フック首相の指示に従い、利用客に対しマスクを着用するよう求めている。
スーパーマーケット「ビンマート(VinMart)」とコンビニエンスストア「ビンマート・プラス(VinMart+)」を運営するビンコマース貿易サービス(ビンコマース=Vincommerce)は、利用客に対し、体温測定、手指の消毒、マスク着用を義務付けている。
店舗の入り口には体温測定やマスク着用の情報周知を担当するスタッフが配置され、レジなどには客用の消毒液が置かれている。マスクを用意していない客は、その場でマスクを購入すれば入店できる。非協力的な客や健康条件を満たさない客については、サービスの提供を拒否する。
MMメガマーケット(MM Mega Market)やコープマート(Co.opmart)、ビッグC (Big C)など他のスーパーマーケットでも、同様の措置が適用されている。
フック首相はこれに先立ち、ベトナム人と外国人を問わず全ての人々に対し、公共の場でマスクを着用するよう命じた。これにより、3月16日からスーパーマーケットや空港、バスターミナル、駅、バスなどの公共の場や、公共交通機関を利用する全ての人々にマスクの着用が義務付けられている。