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ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のズオン・チー・タイン社長は、9日に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会の会議で、新型ウイルスに機内で感染するリスクが最も高い場所はトイレとの認識を示した。
6日に確認された国内で17人目の感染者が、ベトナム航空のロンドン発ハノイ行きVN0054便に搭乗していたことから、タイン社長はCOVID-19予防国家指導委員会の会議に出席した。同社長によると、VN0054便の乗務員16人は隔離されて経過観察中。検査の結果、客室乗務員12人のうち11人は陰性、運航乗務員4人のうち3人は陰性、残りは結果を待っている。
タイン社長は「多くの人に接触する職場ではマスクと手袋の着用が重要だ。ただし誰でも利用できる公共の施設、特にトイレで最も感染が起きやすい」と強調した。
国内の新型コロナウイルスの感染者は10日時点で34人に上る。このうち14人はVN0054便に関連しており、12人は同じ便に搭乗していた。