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保健省傘下の診療管理局は5日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として同局に「新型コロナウイルス感染症診療支援センター」を開設した。
同センターは情報通信技術(ICT)を活用し、全国の約1400以上の病院と連携して、国内トップクラスの医療専門家が感染疑い者・感染者のバイタルサインなどを把握した上で、全国各地の病院に診療のガイダンスを行うほか、直接診療を行う環境を作る。
同センターの誕生により、遠隔地の病院にいる患者も国内トップクラスの医師らによる診療を受けることが可能となる。万が一ベトナム国内で新型コロナウイルス感染症の流行が拡大した場合、地方の医療施設でも診療に対応できると期待される。
同センターは診療のガイドラインや治療法の策定を随時更新するほか、新型コロナウイルスによる肺炎の診療に携わる医療関係者の研修・訓練を行う。