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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が韓国でも拡大し、航空需要が急減していることを受け、国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、3月7日よりベトナム~韓国間の全路線の運航を一時停止すると発表した。
これにより、地場航空会社の全4社がベトナム~韓国間の全路線の運航を一時停止することとなる。
FLCグループ[FLC](FLC Group)子会社のバンブー航空(Bamboo Airways)は既に2月26日より両国間の全路線の運航を一時停止し、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)子会社のLCCジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific Airlines=JPA)も両国間のチャーター便の運航を一時停止している。
HVNもこれに先立ち、3月5日より両国間の全路線の運航を一時停止すると発表した。
交通運輸省傘下の航空局によると、地場航空会社4社はベトナム~韓国間の14路線で週182便を運航している。一方、韓国系航空会社8社は10路線で週381便を運航している。
ベトナム政府は新型コロナウイルス拡大防止の一環として、2月29日0時より韓国人に対するビザ免除措置を一時停止している。