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ベトナム保健省の発表よると、3月2日時点における国内の新型コロナウイルス感染の疑い例は115人。また、感染疑い者と接触した者、感染流行地域からの渡航者、経過観察中として隔離措置を受けている者は計1万人に上る。
保健省傘下公衆衛生緊急対策センターによると、ベトナム国内では、これまでに16人の感染者が見つかったが、既に全員が完治・退院しており、先月13日以降は新たな感染者が確認されていない。
現在、全国における新型コロナウイルス感染の疑い例は115人。隔離措置を受けている者は計1万0089人、このうち156人は病院、4810人はその他の施設、5123人は自宅での隔離となっている。なお、2月末時点で、ベトナム国内の濃厚接触者および感染流行地域からの渡航者は計6009人。
ハノイ市保健局は2日朝、同市が新型コロナウイルス感染拡大の危機にさらされていると発表。それによると、同市には直近14日間で2500人近くの韓国人が訪れており、このうち感染流行地域であるテグ(大邱)からが38人、キョンサン(慶尚)北道からが19人だった。
保健当局は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策チームを発足して、ハノイ市ノイバイ国際空港などで感染疑い者の早期発見に注力している。