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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連し、米国疾病予防管理センター(CDC)は27日、ベトナム当局が実施している対策を評価し、ベトナムを「市中感染のリスクがある目的地(Destinations with Risk of Community Spread」のリストから外した。
CDCは、ベトナムが実施している隔離措置・経過観察・治療が成果を上げていると評価し、ベトナム国内での状況を踏まえ、リストからの除外を決定した。
国内ではこれまでに16人の感染者が見つかったが、全員が完治・退院しており、13日以降は新たな感染者が確認されていない。
一方、◇中国、◇韓国、◇日本、◇イタリア、◇イランの5か国はCDCから「広範囲または持続的な市中感染が発生した地域(Affected Geographic Areas with Widespread or Sustained Community Transmission)」に指定されている。
また、◇台湾、◇シンガポール、◇タイの3か国も「市中感染のリスクがある目的地(Destinations with Risk of Community Spread)」にそれぞれ指定されている。