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北部紅河デルタ地方バクニン省バクニン市の路上で25日午前、韓国人男性が意識を失って倒れている状態で発見され、病院に救急搬送された。男性はその後、死亡が確認された。
死亡したのは、STNビナ(STN Vina)の従業員で、韓国籍のJ・J・Yさん(44歳)。Yさんが倒れていたのは、同市グエンチャイ(Nguyen Trai)通りとグエンクエン(Nguyen Quyen)通りの交差点だった。
Yさんはチアノーゼを起こし、瞳孔拡張、心肺停止、呼吸停止の状態で病院に救急搬送。応急処置を施されたが、その後、死亡が確認された。死因は「糖尿病性心筋症」とみられる。Yさんは、1月28日にベトナムに入国後、バクニン市内のホテルに滞在していた。
Yさんが新型コロナウイルスの感染流行地域である韓国の出身であることから、一部の市民が、新型コロナウイルスに感染して死亡したのではないかと懸念し、Facebookに現場の写真を投稿して不安を訴えたが、中央伝染病衛生研究所によるウイルス感染検査の結果で陰性が判明した。