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ホーチミン市では、新型コロナウイルス感染の疑いにより32人が隔離されていたが、19日までに全員が検査で陰性と判明し、同市の感染疑い例はゼロとなっている。同市疾病管制センターが明らかにした。
感染が疑われるのは、感染者または流行地域から来た人に接触した後14日以内に発熱や咳などの症状が現れた場合。
感染疑いのほかに感染者と接触したが症状のなかった44人については、14日間の経過観察でも発熱や咳などの症状は現れなかった。
流行地域から来た人について、28人がクチ郡の仮設病院で隔離されている。別の54人も区・郡の医療施設で隔離されているが、このうち36人は14日間の経過観察を経て、発熱や咳などの症状はないことが確認された。
また、2961人が自宅または宿泊施設で隔離され、このうち2792人は14日間の経過観察で発熱や咳などの症状がなかったが、残る169人は引き続き経過観察中だ。
なお、19日午後の時点でホーチミン市の新型コロナウイルス感染者数は3人だが、全員が既に完治している。