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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス(nCoV)感染拡大防止対策の一環として、ベトナム国内の多くの学校が休校となっているが、一部の学校ではオンラインで授業を継続している。
ハノイ市にあるウェールスプリング・バイリンガル・スクール(Wellspring Bilingual School)やパスカル中学校、ファンフイチュー高校では、オンライン学習スペース「グーグルクラスルーム(Google Classroom)」などで授業を行っている。
グーグルクラスルームは、グーグルが教育機関向けに無償提供するオンラインツール。グーグルドライブ(Google Drive)やグーグルドキュメント(Google Document)などと連携しており、多くの教育機関で活用されている。
講義を撮影した動画を生徒や保護者のメールに送った後、教師と生徒が指定の時間にチャットルームに集まって質疑応答などを行い、分からない部分を直接質問することができる。宿題の提出と採点・返却もオンライン上で行う。
なお、5日時点では、ベトナム全国63省・市のうち62省・市の学校が休校となっている。ホーチミン市の休校期間は当初、2月3日から9日までの1週間となっていたが、同市教育訓練局はこのほど休校期間を16日まで延長する方針を明らかにした。