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中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス(nCoV)感染拡大防止対策の一環として、5日に4つの省が各種教育施設の休校を決定した。これに先立ち、全国58省・市の教育訓練局が2日間~1週間の休校を発表。これで全国63省・市のうち62省・市の学校が休校となった。
教育訓練省および保健省が感染拡大防止に向けた各種教育施設の休校をグエン・スアン・フック首相に提案し、これが承認されたことで、全国の教育訓練局がそれぞれの状況を踏まえた上で休校の決定を下している。
殆どの地域の幼稚園・小学校・中学校・高校では、1週間の休校となっているが、南中部沿岸地方クアンガイ省では2週間の休校。北中部地方ゲアン省、同ハティン省、西北部地方ディエンビエン省、南中部沿岸地方カインホア省では、授業再開の時期が未定だ。
なお、全国のうち、南部メコンデルタ地方ベンチェ省の教育訓練局だけが休校の発表をしていないが、同省でもテト明け初日の2月3日に校内の消毒作業をするため、同日を休校とした。但し、現在は通常通り授業が行われている。
幼稚園・小学校・中学校・高校だけでなく、既に多くの大学でもテト(旧正月)明けの授業再開日の延期を決定。統計によると、全国105校の大学が授業再開日を2月3日から10日に延期、中には17日まで延期した大学もある。